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動名詞とは?【基本の使い方や特徴をわかりやすく解説】

文法

今回は動名詞について、基本的なことを知りたい方向けにその使い方をまとめたいと思います。

シンプルさを重視し、例文も使いながらわかりやすく解説したいと思います。ぜひ参考ください。

動名詞とは?【基本の使い方や特徴をわかりやすく解説】

動名詞とは?

ある動詞をing化して、名詞として使えるものです。

以下、例です。

run は「走る」という動詞です。
→ runningで「走ること」という「名詞」として使えます。
read 〜 「〜を読む」という動詞です。
→ reading 〜 「〜を読むこと」という「名詞」として使えます。

動名詞の文中での役割や働き

動名詞は「名詞」として使えます。

つまり、動名詞は「英文中で名詞が来る場所」に置くことができ、意味を表現することができます。

例えば、動名詞のrunning「走ること」を例に考えてみましょう。
「名詞が来る場所」とは、大きく以下の4つです。

① Sの位置

Running is fun.
(走ることは楽しい。)

② Cの位置

My morning routine is running.
(私の朝の日課は、走ることです。)

*be動詞の後ろにingが来ていますが、「〜している」という進行形ではないことに注意です。もしそうだと、「My morning routineが走っている」という意味になってしまいます。

③ Oの位置

I love running.
(私は、走ることがとても好きです。)

④ 前置詞の後ろ

I am fond of running.
(私は走ることが好きです。)

上記の通りです。

動名詞は1つのかたまり(句)をつくります。

上記runningは、この1語で「走ること」という意味を表しました。

では「公園で走ること」と言いたいときはどうすれば良いでしょうか?

まず、run in the parkで「公園で走る」です。
これを running in the park とするだけで「公園で走ること」になります。

ポイントは、【running in the park】がこれ丸ごとで【公園で走ること】という「1つの名詞」を形成しているという点です。

1つの名詞として見なせるので、さっきの4つの例文のrunningの位置に、そのままバコッと代入することができます。

<Sの位置>
Running is fun.
→ 【Running in the park】is fun.
(【私は公園で走ること】は楽しいです。)
<Cの位置>
My morning routine is running.
→ My morning routine is【running in the park】.
(私の朝の日課は、【公園で走ること】です。)
<Oの位置>
I love running.
→ I love【running in the park】.
(私は、【公園で走ること】がとても好きです。)
<前置詞の後ろ>
I am fond of running.
→ I am fond of【running in the park】.
(私は、【公園で走ること】が好きです。)

このように、数語が1つのものとしてまとめられたものを【句】と言います。動名詞はこのような【句】をつくることができ、文の中で名詞としての役割を果たします。

ポイント

動名詞 → 名詞のかたまり(名詞句)を作る!」と覚えておきましょう。

句の範囲決定 → 正しい意味の把握のために重要。

「どこまでが1つの句なのか」を見極めることは、その英文の文構造を正確に捉え、正しい文意の把握のために重要です。

文構造を見極めるには、「その動詞がどんな文型をとるのか」を考えることがポイントになります。

まずはシンプルな例です。

Reading books is fun.

さて、今回、動名詞readingが作る【名詞のかたまり】は、どこからどこまででしょうか?

正解は、【Reading books】です。

なぜbooksをかたまりに含めるかというと、readは他動詞として後ろに目的語(O)を1つとる型を持っており、今回booksがそのOに当たるからです。

なお、readという動詞は後ろにOを持たない自動詞の型も取ることができます。ですが、それだとbooksが余ってしまい、主語が2つのような文としてあり得ない形になってしまうため、今回はNGとなります。

<NG例>
Reading(←S!?) books(←S!?) is fun.

よってこの文を理解する際は、「readは後ろにOを1つ取れる」と認識し、【Reading books】をひとかたまりのSとして見なして意味を取ることが大切です。

もう少し複雑な例で。

<例文>
Making children study hard is much work.

さてこの文の中心となるSとVは、どれとどれでしょうか?
makingが動名詞でSっぽいことはわかりますが、そのかたまりはどこまでなのでしょう?

これを見極めるには、「makeという動詞がどんな文型を取るか?」を知っておくことが必要です。

まずmakeは、make Oという型をもち「Oをつくる」という意味があります。
ただ、これを適用すると、

S → Making children
V → study hard (!?)

という、通じない意味となってしまいます。
またこれだと、さらに後ろに続くisなどの存在も説明がつかなくなってしまいます。

一方、他の可能性として、makeは「make O C」といういわゆる第5文型を取る動詞であり、「OにCさせる」という意味を表すことができます。

その知識を適用すると、

S → 【Making (O’)children (C’)study hard】
V → is
C → much work

というように文構造を把握することができ、全体の意味としては、

【子どもに一生懸命勉強させること】は、骨が折れる仕事だ。

と見出せます。

以上のように、動名詞は名詞のかたまり(句)を作りますが、その範囲がどこからどこまでなのか、その動詞が取りうる「型」を考えつつ判別することが大切です

それによって、文構造を整理して捉えることができ、文の意味も正確に把握できます。

動名詞には動詞的な面もある → 修飾する際は副詞で。

最後に、動名詞を修飾する方法についてです。

ここまで見て来たように動名詞は、「名詞」の役割を果たします。
とはいえ、もとは動詞出身でもあるため、引き続き動詞的な性質も帯びています。

もし動名詞に対して何か説明を付け加えたい(修飾したい)ときは、動詞を修飾できる「副詞」を使うようにします。

<例>
carefully driving → 注意して運転すること
slowly moving → ゆっくりと動くこと
gradually raising taxes → 徐々に税金を上げること
etc.

以上、今回は動名詞についてでした。