第2文型(SVC)をとる動詞一覧【タイプ別・例文つき】
できればグループ別に整理してお願いします。
今日はこんな内容を知りたい方向けです。
網羅的に、およそ約20個を例文と一緒にまとめました。
第2文型(SVC)をとる動詞一覧【タイプ別・例文つき】
一覧を見る前に、ちょっとこれだけ確認しましょう。
SVC文型をとる動詞の代表は、be動詞です。
また、この文型が表すコアな意味は「S = C」です。
He is a famous talent.
→ He = a famous talent
ここから意味は「彼は有名なタレントです。」となります。
このように、Vがbe 動詞の場合はそのまま単純に「S=C」と捉えればOKです。
一方、それ以外の「一般動詞」もSVCをとれるものがあります。
一般動詞の場合も、根本に「S=C」の意味があるのは同じですが、そこに「+αの意味」が加わります。
He looks young.
→ He = young に見える。
意味は「彼は若く見える。」となります。
このように、一般動詞の場合は、「S=C」という意味にその動詞のもともとの意味が乗っかります。
» 参考:第2文型(SVC)の特徴や使い方【わかりやすく説明】
今回は、その「+αの意味」に着目し、以下の5つのグループに分けてまとめました。
以下の通りです。
- ①「S=Cだと思われる」になる動詞:seem, appear
- ②「S=Cだと感じる」になる動詞:look, feel, taste, smell, sound
- ③「S=Cになる」になる動詞:become, grow, get, turn, go, come, fall, run
- ④「S=Cのままで存在する」になる動詞:remain, keep, continue, stay, stand, lie
- ⑤「S=Cだと判明する」になる動詞:prove, turn out
以下、順番に例文と一緒に見て行きましょう。
①「S=Cだと思われる」になる動詞
seem「S=Cに思われる」
She seems angry.
→ She = angry に思われる
訳:彼女は怒ってるように思われる。
appear「S=Cに思われる(見える)」
This problem appears difficult.
→ This problem = difficult に思われる(見える)
訳:この問題は難しいように思われる(見える)。
②「S=Cだと感じる」になる動詞
look「S=Cに見える」
He looks young.
→ He = young に見える
訳:彼は若く見える。
feel「S=Cと感じる」
This sofa feels hard.
→ This sofa = hard と感じる
訳:このソファーは固く感じる。
taste「S=Cの味がする」
This soup tastes sour.
→ This soup = sour の味がする
訳:このスープは腐った味がする。
smell「S=Cのにおいがする」
This shirt smells good.
→ This shirt = good のにおいがする
訳:このシャツは良いにおいがする。
sound「S=Cに聞こえる」
That sounds nice!
→ That = nice に聞こえる
訳:(相手の意見などを聞いて)それはいいね!
③「S=Cになる」になる動詞
become「S=Cになる」
Finally, she became a doctor.
→ she = a doctor になる
訳:最終的に、彼女は医者になった。
grow「(時間をかけて)S=Cになる」
He will grow handsome.
→ He = handsome になるだろう
訳:彼はハンサムに育つだろう。
My feeling grew worse while watching the movie.
→ My feeling = worse になった
訳:映画を見ている間、私の気分はだんだん悪くなった。
get「S=Cになる(変わる)」
She got angry to hear his lie.
→ She = angry になった
訳:彼女は、彼の嘘を聞いて怒った。
turn「S=Cになる(変わる)」
It was rainy in the morning, but it turned sunny in the afternoon.
→ it(天気)= sunny に変わった
訳:午前中は雨だったが、午後は天気になった。
go「S=Cになる」
His hair went gray.
→ His hair = gray になった
訳:彼の髪は白くなった。
*goは悪い状態になる時に使われる傾向があります。
come「S=Cになる」
Dreams come true.
→ Dreams = true になる
訳:夢は現実になる。
*comeは良い状態になる時に使われる傾向があります。
fall「S=Cで落ちる・倒れる」
The kid fell asleep soon.
→ The kid = asleep で落ちた
訳:その子はすぐに寝入った。
run「S=Cになる」
Our food may run short.
→ Our food = short になる
訳:私たちの食料は、不足するかもしれない。
④「S=Cのままで存在する」になる動詞
remain「(依然)S=Cのままでいる」
She got angry to hear the news, but he remained cool.
→ (依然)he = cool のままだった
訳:彼女はその知らせを聞き怒っていたが、彼は冷静なままだった。
keep「S=Cの状態をキープする、保つ」
Shh! You should keep silent during the play.
→ You = silent の状態をキープする
訳:しっ!上演中は、静かにしないと。
continue「(引き続き)S=Cの状態が続く」
The temperature continued high.
→ (引き続き)The temperature = high の状態が続いた
訳:引き続き気温は高いままだった。
stay「S=Cの状態でとどまる」
The climate stays dry in winter in this area.
→ The climate = dry の状態でとどまる
訳:この地域で冬は、気候は乾燥したままです。
stand「S=Cの状態で立つ」
She was standing still in front of the door.
→ She = still の状態で立っていた
訳:彼女はドアの前で、じっと立っていた。
*「still = じっとした、静かにした」という形容詞。
lie「S=Cの状態で横たわる」
He lies ill today.
→ He = ill の状態で横たわる
訳:彼は今日病気で横になっている。
⑤「S=Cだと判明する」になる動詞
prove「S=Cだと判明する」
His story proved true.
→ His story = true だと判明した
訳:彼の話は本当だとわかった。
turn out「(結局)S=Cだとわかる」
His plans turned out impossible.
→ (結局)His plans = impossible だとわかった
訳:最終的に彼のプランは不可能だとわかった。
以上です!
参考記事
おわり