役に立たない英語学習blog awareness without action will be useless

初心者でもOK!シャドーイングのやり方【手順やコツも解説】

シャドーイング

Illustration by Icons8

シャドーイングの基本的なやり方や手順を知りたい。
練習中、何を意識して取り組んだらいいの?
コツや注意点も、合わせて教えてほしい。

今回はこのような内容についてです。

これからシャドーイングに取り組む初心者の方、また、今実際に取り組んでいる方にも向けて書いていきたいと思います。

本記事の内容

  • 1. シャドーイングのやり方
  • 2. シャドーイングで意識すること
  • 3. シャドーイングの基本的な手順
  • 4. シャドーイングする際の注意点
  • 5. シャドーイングのコツ

それでは行きましょう。

1. シャドーイングのやり方【基本の型を知ろう!】

シャドーイングのやり方

モデル音源を再生し、聴いた音を2語くらい遅らせながら自分でも言っていく。

一言でいえば上記のようになります。

以下のようなイメージです。

このように、シャドーイングでやるべきことはいたってシンプルです。

その中でも、練習の効果を上げるために意識すべきポイントがありますので、次に見ていきましょう。

2. シャドーイングで意識すること【効果を上げる2つのポイント】

以下の2つです。

  • ポイント①:モデル音をモノマネする
  • ポイント②:モデル音から遅らせる

順番に見て行きましょう。

ポイント①:モデル音をモノマネする

シャドーイングでは「モノマネ」が大切です。
できるだけネイティブと同じように発音するようにし、それを何度も繰り返していきましょう。

それにより、自分の頭にストックされている英語の音の知識が、少しずつネイティブに近いものに書き変わっていきます。そうすることで、英語の音声を耳にした際に、それをパッと知覚しやすくなっていきます。

以下のような点をマネするようにしましょう。

  • 各単語の発音やアクセント
  • 連結(リンキング)などの音声変化
  • 文全体の強弱のリズム
  • イントネーション
  • 息継ぎなどのポーズや間

たとえば上記です。

もちろん、いきなりすべてを意識することはなかなか難しいと思います。また、モノマネしたくてもそもそも何と言ったのか聞き取れない、という所も出てくると思います。

そのあたりは、追い追いテコ入れしていくところであり、はじめから完璧である必要はありません。

ただ前提としては、「細かいところまで聴いてマネしよう!」とする姿勢が大切であり、それを繰り返すことが最終的な効果にも関わってきます。

できる限り音をよく聴き、モデルのネイティブと同じように発音していくようにしましょう。

ポイント②:モデル音から遅らせる

前述のように、シャドーイングでは、モデル音から2語程度遅らせて発音していきます。

たった2語ですが、このちょっとした「間(マ)」が大切です。

この間があるおかげで、「モデルスピーカーがどんな音で言ったのか?」を脳内で照合し、正しく音として認識するための時間が与えられます。

仮に「モデル音と全く同じタイミング」で英文を言ってしまってうとどうでしょうか?

この場合、「音を聞いた上で、それをマネして言う」という行為は物理的に不可能になってしまいます。ということは、「モデル音を耳で認識しないまま、ただ不正確に英語を口にしているだけ」という、本来のシャドーイングとは違う練習になってしまいます。

音の知覚せずして、音の知覚力が鍛えられることはありません。
やはり「間」を利用しながら、英語の音を音としてできるだけ認識しつつシャドーイングしていくことが大切です。

ただし、間をつくることは大事ですが、どんどんと英文は流れてきます。
そのため、じっくりと考えている暇はありません。待った無しで次々とさばいて行かねばならず、その分集中力も必要とします。

  • 一方では、「間」を利用して音を深く咀嚼する
  • 一方では、遅れないように次々と英文をさばいていく

こういったことを一気に求められる状況では、学習者の頭には相当な負荷がかかることになります。

ですが、この「負荷」が大切です。

はじめは相当大変な作業ですが、繰り返していると脳内でその処理が鍛えられ、少しずつ楽にできるようになってきます。

鍵は、段階的に進めていくこと。

このようにシャドーイングは、相当チャレンジングな練習法です。

特に練習の初期では、いきなり完璧にこなすことは難しいと思います。それどころか、「練習自体が形にならない。。」ということもあるかもしれません。

大事なのは、「段階を踏みながら少しずつ慣れていく」ことです。
頭にかかる負荷をうまく調整しながら、少しずつできるようにしていくことが大切です。

以下の手順は、そういった点を意識したものとなっています。
進め方の一例としてご覧ください。

3. シャドーイングの基本的な手順

以下の通りです。

  • 手順①:シャドーイングする英文を選ぶ
  • 手順②:英文の内容を確認する
  • 手順③:オーバーラッピング
  • 手順④:シャドーイング(文字スクリプトあり)
  • 手順⑤:シャドーイング(文字スクリプトなし)

もちろんすべてこの手順通りである必要はありません。状況によって変えていってOKです。

ひとまず1段ずつ階段を登りやすいように並べてみましたので、順に見ていきましょう。

手順①:シャドーイングする英文を選ぶ

「どの英文を使うか?」は、練習の難易度に直結する重要なポイントです。

使う素材について門田(2018)は、特にシャドーイング初期では成功体験を積むことが大切であり、そのためには「現状の自分の英語レベルよりも簡単な英文を使う」ことを推奨しています。

その基準として、以下の2点をあげています。

  • 英文レベル → 読めば内容の理解がすぐにできるレベル
  • 英文スピード → ゆっくりめのもの(慣れないうちは、1分間に100〜120語かそれ以下のものでも可)

選ぶ際の参考にしてみましょう。

手順②:英文の内容を確認する

まったく知らない英文を、いきなりシャドーイングするのは大変です。

あらかじめ英文の内容についても、だいたい把握しておきましょう。そうすることで、シャドーイング中その知識も補助的に使うことができ、心的ストレスが軽減され、より練習に取り組みやすくなると考えられます(Hamada, 2014)。

内容確認の手順例

  • 何度かリスニングし、大まかにどんな内容かを把握する
  • 文字スクリプトを使い、知らない単語や構文については事前に調べておく
  • 文字スクリプトを使い、何度か音読をしてみる

たとえば上記です。

あらかじめ内容に慣れておき、また口にも英文を馴染ませた状態で、次の本格的な練習に入っていくようにしましょう。

手順③:オーバーラッピング

ここから音源も用いての練習に入って行きます。
まずは「オーバーラッピング」です。

オーバーラッピングは、文字スクリプトを見ながら、モデル音とまったく同じタイミングで発音して行く練習法です。

「モデル音とのタイムラグがない」という点で、シャドーイングとは異なります。

上記のように、オーバーラッピングではモデル音に被せて発音をしていきます。

そのため、自分の発する英語の音がモデル音と違えば、その誤差を認識しやすくなります。

ここで、モデルスピーカーの大まかなペース・リズム・イントネーションなどを体感しておきましょう。

もちろん寸分狂わずピタッと合わせられるのであれば、それに越したことはありません。

ですが、この段階からあまり完璧さにこだわってしまうと、ここからなかなか身動きがとれなくなってしまいます。

できるだけモデル音源に被せることを目標としつつも、まずは大まかに、モデル音とシンクロしてオーバーラッピングを通せることを目指しましょう。

また、「文字を読むことだけに集中して、モデル音を全く無視してしまう」ということがないよう、音源を聞くことにも多少は意識を割くようにしましょう。

文章全体の流れが何となく身体に馴染んできたと思えるくらいまで、繰り返し取り組んでいきます。

手順④:シャドーイング(文字スクリプトあり)

いよいよシャドーイングに入っていきます。
ただこの段階では、まだ文字スクリプトを使いながら練習してOKです。

まずはシャドーイングという行為自体に慣れていきましょう。

シャドーイングの難しさの1つは、「自分が発音する時には、すでに別の部分を聞いている」ということです。

「聞く」と「言う」という2つのことを、同時並行でこなさないといけません。

いきなり音声だけでこれを実践するのも大変なので、文字スクリプトを補助として活用しつつ、そういったマルチタスクに少しずつ慣れて行きましょう。

やり方

基本的には、先ほどのオーバーラッピングと似ています。

ただし、意図的に少しモデル音から遅らせて言っていきます。ほんの2語程度ですが、聞いた音を深く処理するために一瞬だけ頭に溜めてから、マネして言っていくようにしましょう。

遅らせて言うことで、今までにはなかった負荷が頭にかかると思います。その負荷を感じつつ繰り返していき、ある程度それが楽にこなせるようになるよう反復していきましょう。

少しずつ「目→耳」へ意識をシフト。

はじめは文字を読むことが主になってしまうかもしれませんが、それで構いません。

繰り返していると、徐々に遅らせて言うことにも慣れてくると思います。

余裕が出てくるにつれて、少しずつ「文字を読むこと」から「音を聴くこと」に意識の比重をシフトしていきましょう。

以下のような進行イメージです。

  • ▽ 第1段階:文字を頼ってシャドーイングする部分が多い。ただし、音を聞いてマネすることも少しは意識する。
  • ▽ 第2段階:慣れるにつれてより聞くことの方に注力。「音を聞いてそれを言える」という部分を増やしていく。
  • ▽ 第3段階:同上
  • ▽ 第4段階:基本は音を聴く方に集中。難しい所だけ、文字スクリプトをチラッと見つつシャドーイング。
  • ▽ 第5段階:完全に耳だけでシャドーイング

(↑過去記事、文字を見てシャドーイングしてもいいの?【文字=悪ではない話】からの引用です。)

このように、少しずつ「音を聴く」方に意識を移していくようにしましょう。

手順⑤:シャドーイング(文字スクリプトなし)

いよいよ本来のシャドーイングです。
文字を見ずに、純粋に耳だけを頼りに英語を口にしていきましょう。

特にリーディングでの学習が主だった方にとって、はじめは心細いかもしれませんが、これも繰り返していれば「耳を使うこと」自体に少しずつ慣れてきます。

余裕も徐々に生まれてくるはずですので、前述のシャドーイングで意識すべき2つのポイント、

  • ポイント①:モデル音をできるだけモノマネする
  • ポイント②:モデル音から遅らせる

をしっかり実践していくようにしましょう。

もし、言えない箇所が多いようであれば、また手順③や④に戻っても構いません。
前の手順を行き来しつつ、そのスクリプトを苦もなくこなせるようになるまで、反復して練習していきましょう。

4. シャドーイングする際の注意点

次にシャドーイングでよく起きてしまう失敗や、注意点について見ていきましょう。
以下の通りです。

  • 注意点①:モデル音に引き離されたらワープする
  • 注意点②:頭の中の文字を読み上げないように
  • 注意点③:暗記したものをただ言うだけにならないように
  • 注意点④:無理に意味内容まで理解しようとしないように

注意点①:モデル音に引き離されたらワープする

シャドーイングでは「聞いた音をもとに発音する」というのが原則です。

それにより、脳が聞いた音声の処理にきちんと取り組むことができ、音声の知覚力が鍛えられていきます。

はじめはスムーズに処理できない所が多くて、モデル音に引き離されてしまうかもしれません。

ただ、それでも大丈夫です。
一度引き離されてしまっても、途中の英文を飛ばし、また入れるところから再開していきましょう。

「2語くらい遅れてついていく」という状態をできるだけキープするようにし、「聞いた音をもとに発音する」という状態をつくるようにしましょう。

注意点②:頭の中の文字を読み上げないように

これは主に「リスニングよりもリーディングの方が慣れている方」「文字を読む方が得意な方」に関する注意点です。

そういった方は、最終的に文字スクリプトなしのシャドーイングに入ったときでも、「頭の中に文字を思い浮かべて、それを読み上げてしまう」という頭の使い方になってしまうかもしれません。

シャドーイングというよりは「音読」をしているのに近い状態ですね。

ただそうなってしまうと、せっかくモデルスピーカーの発音を聴き取ったのに、「また自分独自の発音に変換して言ってしまう」ということも考えられます。

音を音としてそのまま受け入れ、それをマネして言う。

上記のような意識が大切です。

そうすることによって、自分の頭の中にある英語音が、少しずつネイティブに近いものに置き換わっていきます。

ただこれもやはり、いきなり完璧に実践するのは難しいかもしれませんし、はじめは多少文字を思い浮かべてしまっても大丈夫です。

こういった問題があるということは押さえておき、繰り返す中で少しずつ正しいやり方に移行できるようにしていきましょう。

注意点③:暗記したものをただ言うだけにならないように

もちろん繰り返しているうちに、ある程度自然に英文を覚えてしまうのは仕方ありません。

ただその場合でも、「流れてくるモデル音をまったく無視して、ただ暗唱している」というようにならなことが大切です。

繰り返しになりますが、耳を使うからこそ、音声の知覚力が鍛えられていきます。

できるだけ「音を聴き取る→それを言う」という状態をキープするようにし、耳を使うようにしましょう。

なお、この問題点については、過去に詳しく記事で書いています。暗記になってしまうときの対処法などもまとめていますので参考ください。

注意点④:無理に意味内容まで理解しようとしないように

ことばを使う目的が、「意味のやりとり」であることは言うまでもありません。

ですが、シャドーイングでそれをどこまで求めるかは、考慮すべきポイントだと思います。

特に練習の初期段階では、「シャドーイングをする中で意味の理解までは求めない」ということが私は大切だと思います。つまり「音の再現だけに集中する」ということです。

その理由は以下です。

  • 意味の理解は、シャドーイングでまず鍛えたい第一目標ではないから(まずは音声の知覚力を鍛えたい)
  • はじめから意味の理解まで求めてしまうと、難易度が上がりすぎてしまうから(挫折につながるかも)

上記の通りです。

ただ「意味は理解しなくてもいいの?」という問題意識自体はとても重要です。前述のように、やはりことばを使う目的は「意味のやりとり」であるからです。

もちろん最終的なゴールはそうなりますが、そこに至るまでの手段としては「意味理解をいったん外す」という選択がシャドーイングについてはあっても良く、結果その方が成果も上がりやすいのではないかと思います。

こちらについては詳しく以下にまとめていますので、よければ参考ください。

5. シャドーイングのコツ

最後に、シャドーイングがうまくなる、練習しやすくなる、成果が上がりやすくなるコツなどについて見ていきましょう。

  • コツ①:イヤホンを使う
  • コツ②:反復を基本とする
  • コツ③:できないときは難易度を調節する
  • コツ④:自分の弱点を克服していく
  • コツ⑤:自分の声を録音してチェックする

順に見ていきましょう。

コツ①:イヤホンを使う

シャドーイングでは「音を聴く」のが重要、というのはここまで述べてきた通りです。

イヤホンを使うことで英語の音をクオリティ高く耳に届けやすくなり、また、雑音にも邪魔されず練習に集中しやすくもなります。

ただ、あまり両耳にイヤホン差し込みすぎると、今度は「自分の声がよく聞こえないので、正しく言えているのかわからない…」という状況になってしまうかもしれません。

その際は「片耳だけ差し込むようにする」または「片耳はしっかり差し込み、片耳は浅く差し込む」といったことも有効です。

自分の声も聞きやすくなり、モデル音通りにマネできているかもチェックしやすくなりますので、ぜひ試してみましょう。

コツ②:反復を基本とする

やはり「反復」がとても重要です。
いくら手順通りに取り組んだとしても、たった1、2回練習しただけでは、なかなかスキルは身につきません。

スピードについていくために欠かせない「自動化」。

実際の会話を思い浮かべてみましょう。

どんどん進んで行く会話では、相手の発した音を「瞬時に」かつ「無意識的に」聞き分けられる必要があります。

リスニングをしていて、「えっ今なんて言ったの?」と音の聞き取りに神経を割いているうちは、肝心の「話の中身やメッセージ」に集中しずらくなってしまうのは想像に難くありません。

ですが、音について脳が自動的に処理できるようになっていれば、その分、話の内容の方に集中しやすくなっていきます。

  • 音の聞き取り ← シャドーイングで自動化し、瞬時にかつ無意識にこなせるようにしておく。
  • 意味内容の理解 ← リスニング中は、こっちにより多くの頭のリソースを割けるようにする。

こういった状況を目指すことが大切です。

自動化の鍵は「反復」です。

自動化は、身につけようとしている脳内処理に「繰り返し取り組む」ことで進んで行きます。

「モデル音をしっかり聴きつつ、マネして言う」ということを意識して、シャドーイングを繰り返していきましょう。そうすれば、必然的に「英語音声を知覚する」という処理に何度も取り組むことになります。

はじめは大変でも、繰り返す中で、1日目よりも2日目、2日目よりも3日目と、少しずつ楽にこなせる感覚があれば、自動化しているサインです。
そういった感覚が持てるよう、コツコツ練習していきましょう。

コツ③:できないときは難易度を調節する

これはものすごく大切なポイントです。
シャドーイングで効果をあげられるかにも関わりますし、挫折しないためにも重要になります。

とにかくシャドーイングは難しい練習法です。この記事では、できるだけスムーズに練習が進むよう、段階的な進め方や手順を書いてきました。

ですが、それでも練習がままならない場合は、難易度を調節する工夫をしましょう。それも積極的に。

難しすぎて「本当にこれでやってて意味あるの?」と感じるときは、以下の記事も参考にされてみてください。

コツ④:自分の弱点を克服していく

シャドーイングをやっていると、「どうもなんて言っているか聞き取れない…」「うまくモノマネできない…」という箇所が出てきます。

こう言った場合は、「自分が想定している英語の音」と「実際にネイティブが言っている音」がズレており、それによって音の知覚やマネが難しくなっている可能性があります。

たとえば「if you」という部分があったとします。

  • 本人としては、「イフ」と「ユー」の2語の音がはっきり聞こえてくるイメージで待っているが、実際ネイティブとしては、非常にボソッと「フュッ」という1つの音のカタマリでしか発音していない。
  • 結果、脳が音をスルーしてしまい、自分でも上手く言うことができない。
  • たとえば上記のような状況です。

    特にリスニングで苦労するのは、上記の if や you のような小さい単語が連続している箇所の聞き取りではないでしょうか。こういう所こそ、シャドーイングを通して瞬時に知覚できるようにしていきたいところです。

    ただしこのあたりは、シャドーイングを単に繰り返すだけでは、なかなか克服しずらいところでもあります。

    時には立ち止まってネイティブの音を細かく分析し、聞けない音を聞こえるように、言えない音を言えるようにしていくことが大切です。

    音の細部を極めていくための方法については、以下の記事にまとめています。

    「何度やっても聞こえない or 言えない所がある…」という場合は、ぜひ参考にされてみてください。

    コツ⑤:自分の声を録音してチェックする

    シャドーイングの最中は、とにかくスピードについて行くことに手一杯になりがちです。

    そのため、「自分がきちんと言えているか?」「良い間違いをしていないか?」等をチェックすることが難しくなります。

    そこで「声を録音してみる」というのも有効です。

    スマホなどで録音しながらシャドーイングし、あとで文字スクリプトも見ながら自分の声を聞いてみましょう。

    その時のチェックポイント(再掲)

    • 各単語の発音やアクセント
    • 連結(リンキング)などの音声変化
    • 文全体の強弱のリズム
    • イントネーション
    • 息継ぎなどのポーズや間

    こちらは前半で触れた、シャドーイングでモノマネをする際のポイントです。

    このような点にも注目しながら自分の声を聞き、分析するようにしましょう。

    録音を確認することで、実はうまく言えていなかった所や、モデルスピーカーと自分の差にも気づきやすくなります。

    「次にどこを改善すべきか?」もわかりやすくなり、練習の質も上がっていきますので、ぜひ有効活用していきましょう。

    さいごに

    以上、シャドーイングのやり方についてでした。

    実際に練習してみる中で、気づいていくことも多いと思います。ご自身の状況に合わせて、本記事に書かれているような内容もいろいろと試されてみてください。

    おわり


    ーーー
    【参考文献】
    Hamada, Y. 2014. The effectiveness of pre- and post-shadowing in improving listening comprehension skills. The Language Teacher. 38 (1), pp.3-11.

    門田修平. 2018. 『外国語を話せるようになるしくみ:シャドーイングが言語習得を促進するメカニズム』 東京:SBクリエイティブ.

    森沢洋介. 2005. 『英語上達完全マップ』 東京:ベレ出版.